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半数以上の方が、「ほぼ毎日甘い物を食べる」とお答えでした。
「ほとんど食べない」とお答えの方は3%とわずかでした。
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問2. |
甘い物を食べる場合、どのようなものをよく食べますか?(複数回答可) |
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<その他の意見>
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・菓子パン、クッキー、ビスケット、和菓子、せんべいなど |
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甘い物の中では、「生の果物」を食べるという方が76%と一番多かったです。
果物には果糖という糖分が含まれています。
「砂糖」は甘いお菓子だけでなく清涼飲料水やパン、スープなどの加工食品、調味料にも含まれていますので、
普段甘いお菓子を食べない人でも知らず知らずのうちに砂糖を大量に摂っている可能性があります。
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問3. |
どんな時に甘い物が欲しくなりますか?(複数回答可) |
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<その他の意見>
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・食後
・喉の調子が悪い時、咳が出る時にアメをなめる
・気分が悪くなりそうな時 |
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半数以上の方が「習慣で何となく食べている」とお答えでした。
「砂糖」は依存性があります。血糖値がぐんと上がると、セロトニンやドーパミンといった脳内物質が分泌されて
ハイな気分になります。
一方で、血糖値が急激に上がると体はそれを下げるためにすい臓から大量のインスリンというホルモンを出し、
血糖値を急激に下げます。
血糖値が大きく下がるとハイな気分から一転、イライラしたり眠気に襲われたりと不快な症状が出ます。
すると血糖値を上げる糖質が欲しくなり、同じことを繰り返してしまうのです。
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問4. |
甘い物を食べ過ぎると身体の中の余分な「糖」と「たんぱく質」が結びつき、
細胞を劣化・変性させ「老化を進行させる物質」に変化します。
この反応を「糖化(とうか)」といいますが、「糖化」という言葉をご存知ですか? |
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約半数の方はまだ「糖化」をご存知ありませんでした。
体内のたんぱく質(コラーゲン、エラスチンなど)が糖と反応して「AGEs(糖化最終生成物)」という老化物質を
つくります。 |
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問5. |
「糖化」が進むと改善は難しく、さまざまな病気にもなりやすいといわれています。
どのような症状や病気が「糖化」と関係しているでしょう?(複数回答可) |
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「糖化」と関係する症状や病気で、一番ご存知だったのは「糖尿病」でした。
「肌のたるみやシワ」とお答えの方も約半数いらっしゃいました。
「AGEs」は、私たちの身体をつくっているたんぱく質を攻撃し、その機能を低下させて
様々な病気の原因となると言われています。
糖尿病の検査指標として一般的に使われているヘモグロビンA1c(HbA1c)も「糖化」が関連しています。
検診などを受けたらHbA1cの値を確認してみてくださいね。 |
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問6. |
老化や病気予防、美容などのために「糖化」の程度を測定する検査をしたことがありますか? |
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ほとんどの方が「糖化」の程度を測定する検査をしたことがないとお答えでした。
痛みもなく短時間で皮膚に蓄積された「AGEs」の量を測定できる医療器機があります。 |
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問7. |
甘い物を食べる時、「糖化」を進めにくくするために知っておいたほうがよいことは?(複数回答可) |
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<その他の意見>
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70%の方が、「缶コーヒー、ペットボトルの紅茶、スポーツ飲料、炭酸飲料などには糖分が大量に入っているものが
多い」とご存知でした。
アスパルテームなどの人工甘味料はカロリ−控えめですが、甘い物を求める嗜好がいつまでたっても改善されず、
消化器官や代謝にも負担がかかるといわれています。
少量で強い甘さを出すことができるため、清涼飲料や炭酸飲料、ガムなどに多く使われていますので、
成分表を見ましょう。
GI値とは、その食品が体内で糖に変わり血糖値が上昇するスピードを計ったものです。
GI値が低ければ低いほど血糖値の上昇が遅くなります。糖化予防のためには、甘い物の中でもGI値の低い食品を
選ぶとよいですね。
年齢とともに「AGEs」は蓄積します。できるだけ「糖化」を進めないよう、甘い物を食べる時も食品選びなど工夫を
しましょう。
自分の身体の状態を知ることは大事です。
甘い物が好きな方、美容や健康に関心のある方は一度「糖化度(糖化年齢)」を測定し、実年齢と比較してみましょう。 |
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