問1. |
貧血とはどのようなものでしょう。ご存知のものにチェックして下さい。(複数回答可) |
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貧血の90パーセント以上が「赤血球」の中の「ヘモグロビン」が少ない「鉄欠乏性貧血」です。
「赤血球」や「ヘモグロビン」については多くの方がご存知でしたが、「フェリチン」についてご存知の方は
少ないようです。
「フェリチン」は一般の血液検査ではしないため、鉄不足があっても貧血と診断されない場合があります。
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問2. |
貧血の症状でご存知のものにチェックして下さい。(複数回答可) |
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貧血の原因は様々あります。貧血になると血液の「赤血球」の中にある「ヘモグロビン」が不足します。
「ヘモグロビン」は全身に酸素を運ぶ役割をしているため、貧血になると体が酸素欠乏状態になり、
様々な症状が起こります。
貧血は全身の酸素欠乏によって起こるため、症状も全身に現れます。
動悸やだるさなどの身体的な症状だけでなく、イライラ感やうつ症状など精神症状も現れます。
「鉄」は脳の情動や知能の働きをコントロールする神経伝達物質を合成するために
必要なミネラルのひとつだからです。
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問3. |
どんな場合に貧血になりやすいでしょう。ご存知のものにチェックして下さい。(複数回答可) |
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約8割の方が、偏食、無理なダイエット、外食、インスタント食品の多食などの食生活の乱れが
貧血になりやすいとご存知でした。
胃や十二指腸の潰瘍、痔などからおきる出血による貧血は若い男性に多いといわれています。
一方、女性は、極端なダイエットによる「鉄」の摂取不足や、子宮筋腫による月経過多による貧血が
多いといわれています。
男女ともに中高年以降では、胃がんや大腸がんが原因となることがあり、注意が必要です。
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問4. |
貧血の治療にはどのようなものがあるでしょう。ご存知のものにチェックして下さい。
(複数回答可)
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「鉄欠乏性貧血」の治療は、薬で鉄分を補うことと、鉄欠乏の原因を治すことが基本的な治療方針です。
一旦貧血になると食事の改善だけで治すのは困難な場合もあり、その場合は治療が必要になります。
貧血の薬の副作用には、吐き気、腹痛、便秘、下痢などの症状が出ることがあり、
副作用が強くて内服ができない場合や、消化管潰瘍などがあり内服薬で悪影響がある場合、
内服薬では十分に吸収できない場合、出血で失われる鉄の量が多く、
内服薬での補充が間に合わない場合などは、注射による鉄の補充を行うこともあります。
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問5. |
貧血を予防するために大切な栄養素「鉄」について、ご存知のものにチェックして下さい。
(複数回答可)
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半数以上の方が、貧血予防に効果のある栄養素「鉄」の種類には肉や貝、魚などの動物性食品に多い「ヘム鉄」と、
野菜、穀類などに含まれる「非ヘム鉄」があることをご存知でしたが、体内への吸収率に違いがあることを
ご存知なのは1割程度でした。
「ヘム鉄」「非ヘム鉄」を意識して摂りましょう。 |
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問6. |
「鉄」以外の貧血予防に効果のある栄養素について、ご存知のものにチェックして下さい。
(複数回答可)
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鉄は、吸収を助ける栄養素と一緒に摂ると効果的です。
「たかが貧血」と放っておくと、疲れやすいことで生活の質が下がったり、心臓に負担がかかって病気になったり、
また、重大な疾患を見落とすことにもなりかねないため、きちんと検査、治療をしましょう。 |
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