問1. |
発酵食品は、食材の栄養素を微生物などで分解したり変化(発酵)させて作る食品です。
発酵食品で思いつくものを記入して下さい。
( 例 : 納豆 ) |
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漬物 |
46名 |
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酒粕 |
16名 |
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みりん |
1名 |
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醤油 |
44名 |
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大豆 |
1名 |
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豆乳 |
1名 |
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豆板醤 |
1名 |
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豆腐 |
2名 |
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キムチ |
24名 |
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チーズ |
67名 |
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牛乳 |
1名 |
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乳酸菌飲料 |
4名 |
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ヨーグルト |
125名 |
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こうじ |
19名 |
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酵素 |
1名 |
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酢 |
8名 |
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酒類 |
21名 |
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納豆 |
69名 |
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味噌 |
111名 |
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発酵米 |
1名 |
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チョコレート |
2名 |
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パン |
3名 |
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フナ寿司 |
2名 |
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多くの方が発酵食品をご存知でした。
特に発酵食品として多く挙げていただいたものは、ヨーグルトや味噌、チーズ、納豆、醤油でした。
日本の伝統的な食品が多いですね。
最近の研究では発酵食品を食べることで、体内にとって様々なよい効果があるといわれ、再注目されています。
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問2. |
よく食べる発酵食品にチェックして下さい。(複数回答可) |
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<その他の意見> |
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・キムチ |
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3名 |
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・万田酵素 |
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1名 |
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・塩こうじ |
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2名 |
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・甘酒 |
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4名 |
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・酒粕 |
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2名 |
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・ヤクルト |
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2名 |
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・梅干し |
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1名 |
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よく食べている発酵食品は、『みそ』と『ヨーグルト』が多かったです。
問1で、発酵食品の名前をあげていただくと67名と多くの方が『チーズ』とお答えいただきましたが、
その反面よく食べるとお答えいただいた方は半数以下と以外な結果でした。
熟成チーズに含まれているチラミンは、体内で間接的に交感神経を興奮させることが知られています。
通常は速やかに消化、分解され問題となりませんが、結核やパーキンソン病の薬を服用している人は速やかに分解されず、
動悸、発汗、血圧上昇、悪心、嘔吐などが起こることがありますので注意しましょう。
また、食酢には『合成酢』と『醸造酢』があり、『醸造酢』は穀類や果実を発酵させて作った食酢で、
米酢やバルサミコ酢、梨酢などがありますが、実際に醸造酢をよくとっている方は35%と少なく、
『醸造酢』というものがどんなものかご存知の方が少ないのかもしれません。
商品を購入する際によく表示を確認してみましょう。
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問3. |
「発酵」によって食品はどう変化するでしょうご存知のものにチェックして下さい。(複数回答可) |
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<その他の意見> |
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私たちの食べ物が微生物にとって分解された状態を『発酵』と『腐敗』という2種類の言葉で表現しています。
分かりやすく言えば、『発酵』は、人の役に立つ食べ物を生み出すこと。
『腐敗』は、人が食べられない食べ物となるように食品が分解されることです。
発酵することで、保存性にすぐれ、栄養価も高くなりますが、発酵食品を作っている間に有害な雑菌が混入しないように
手指や台所、用いる器具など清潔にするなど、気をつけましょう。
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問4. |
発酵食品には腸内の良い菌(善玉菌)を増やす効果があるのをご存知ですか。 |
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約9割の方は、発酵食品が腸内環境の改善につながることをご存知でした。
腸内には良い菌(善玉菌)だけでなく、悪い菌(悪玉菌)も常在しています。
悪玉菌は、栄養バランスの悪い食生活やストレス、病気、老化、病原菌の混入、抗生物質の服用で増加し、
下痢や便秘、腸炎を引き起こし長期的には老化が進行したり生活習慣病の発生にも繋がってきます。
発酵食品をとり腸内環境をいい状態に保ちましょう。
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問5. |
発酵食品の健康効果についてご存知のものにチェックして下さい。(複数回答可)
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発酵食品で腸内環境を助けることについては、約8割以上の方がご存知でしたが、
肥満防止になるということはあまり認知されていないようです。
発酵食品には、脂肪の合成を抑え脂肪細胞に脂肪をためにくくさせる必須アミノ酸や、
エネルギーの代謝に不可欠なビタミンB群が含まれており、それ以外にもあらゆる病気を予防します。
発酵食品はみなさんご存知のようにいろんな種類がありますが、それぞれ善玉菌の種類が異なります。
いろんな種類の発酵食品を摂取することで腸内の善玉菌を増やしましょう。 |
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問6. |
私たちにとって身近な発酵食品の「味噌(みそ)」の健康効果についてご存知のものに
チェックして下さい。(複数回答可) |
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<その他の意見> |
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・余分な塩分を体外に排出する。 |
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・TV番組でコレステロールの低下にも効果があると放映してました…。 |
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・何となく”体に良い””元気が出る”としか知らなかった。 |
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・がん予防(酸化防止効果?) |
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・ヘルシー? |
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・長生き? |
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味噌の種類で区別すると、米味噌、麦味噌、豆味噌、そして調合味噌の4つの味噌に分類されます。
米味噌、麦味噌というのは味噌作りに必要な種麹(たねこうじ)をどの原料で生育したのかということで区別されますので、
米味噌はお米に麹菌を繁殖させて大豆と食塩を用いて味噌を作り、麦味噌も大豆と食塩を配合して、
麦を原料とする麦麹を用います。
味噌には必ず大豆と食塩が原料として用いられます。
大豆には、良質なたんぱく質や脂質、糖分、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれ、
そこに発酵という微生物の働きが加わることによって栄養分は消化吸収しやすいものに分解され栄養価もさらに高まります。
味噌を使った料理を食べることで、老化防止や、抗酸化力、肌の新陳代謝の増加、デトックス効果を高めましょう。
味噌には塩分が多く含まれていますので、血圧が高い方や腎臓の悪い方は薄味にして摂取しましょう。 |
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問7. |
発酵食品と酵素の関係でご存知のものにチェックして下さい。(複数回答可) |
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<その他の意見> |
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・生で食べるのがよい。 |
1名 |
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・知らない、わからない。 |
4名 |
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最近酵素についてはよくTVや雑誌などで取り上げられていますが、効果や役割についてはあまり知られていないようです。
酵素には、身体の外にある酵素(食物酵素)と体内で作られる酵素(消化酵素と代謝酵素)があります。
消化酵素や代謝酵素は人間が生きていくために必要な酵素で、食物酵素は食べ物から取り込める酵素です。
食物酵素はほとんどの酵素が48度以上で失活しますので、できるだけ生の果物や野菜をとりましょう。 |
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